青木功が松山英樹を激励「2週連続いっちゃえよ！」

2011年11月16日15時53分






練習場で打ち込みを行った松山英樹（撮影：ＡＬＢＡ）






＜ダンロップフェニックストーナメント　事前情報◇16日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)＞

　17日(木)から開催される、国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」。月曜からコース入りして練習ラウンドをこなしてきた松山英樹は、この日はプロアマのため練習場での調整のみ。朝からボールを打ち込み本戦に備えた。

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　月曜、火曜の練習ラウンドではドライバー、アイアン共に思うような球が出ず、「調子が落ちすぎ」と首をひねっていたが、この日東北福祉大の先輩である谷原秀人から「力入りすぎ」と指摘を受けると、途端に本来のボールが戻ってきた。「スイングにズレが出ていました。でも今日調整出来たのでよかった」と本戦へ向け手ごたえを得たようだ。さらに、練習場では青木功と対面。「パター上手くなったなと言われました。あのグリーンであのスコア出せるのはすごいと言われましたね」と優勝の祝福に笑顔を見せた。

　松山にとって青木は他のプロとは違う存在だ。地元愛媛の奥道後ゴルフクラブで青木が練習していた時から松山は同ゴルフ場に通い青木のプレーを見てきた。「初めてプロの技術を見たのが青木さんでした。青木さんのサインは3個くらい持ってますね」と小さい頃からもっとも身近に感じていたプロゴルファーが青木だった。その青木から「2週連続いっちゃえよ。頑張らなくてもいいから。普通にやれば優勝出来るよって言われました」と激励を受けた松山。本人は「今週も勉強の場なんで、1つ1つ勉強していきたい」と謙虚だが、腹の底では大偉業に闘志を燃やしている。