Friday, November 29, 2013

遼、ホールインワンで魅せるも届かず…8位タイフィニッシュ!




2011年11月13日18時45分
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リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 松山 英樹 -13
2 谷口 徹 -11
3 小田 孔明 -10
谷 昭範 -10
C・シュワーツェル -10
ベ・サンムン -10
鈴木 亨 -10
8 石川 遼 -9
山下 和宏 -9
10 B・ジョーンズ -8


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連覇はかなわなかったが、17番パー3ではホールインワンを達成しギャラリーを沸かせた(撮影:上山敬太)








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三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇13日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>

 静岡県にある太平洋クラブ御殿場コースで開催された、国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日。首位とは7打差14位タイでスタートした石川遼は、前半こそスコアを伸ばせなかったが、後半にチャージをかけ、17番パー3ではホールインワンを達成。8位タイに終わったものの、多くのギャラリーを沸かせた。

【関連リンク】最終日の全ショットを1打速報で振返る

 4番アイアンで放ったボールは、グリーン手前にオンするとそのままゆっくりとカップに吸い込まれ大歓声が上がった。石川自身「思ったより強く飛んだ。もしかしたらオーバーかな」と思ったが、17番のグリーン上では大きな拍手で迎えられ、半信半疑でカップをのぞいた。ツアー2度目のホールインワンだ。

 この日は出だしの1番でボギーが先行。2番、3番で連続バーディを奪うが、4番パー3ではティショットを池に入れてしまい痛恨のダブルボギー。6番でバーディを奪い、トータル4アンダーで折り返すが、首位との差を縮めることはできず後半に入った。

 それでも10番、11番で意地のバーディを奪った石川。16番が終わったときには首位とは3打差まで詰め寄り「厳しい状況だったが17番でバーディ、18番でイーグルを奪おう」と気合いを入れ直す。だが、興奮冷めやらない17番のあと「あきらめてはダメ。冷静になろう」と誓うが、18番パー5のセカンドで手痛いミス。177ヤードを8番アイアンで狙いに行くが、手前の池に入れてしまい今大会が終わった。

 「序盤のミスは響きましたね。最後の18番のミスも。悔しさのほうが残る」最後まで粘りを見せるが、首位に並ぶことはできなかった石川。だが、表情は清々しく充実した最終日を振り返った。来週はオーストラリアで開催される「ザ・プレジデンツカップ」する。「大きな1週間になると思う。準備はできているのでチームのために頑張りたい。自分のゴルフをしっかり向上させてたい」と意気込みを語った。

 優勝はアマチュアの松山英樹。松山についていは「負けたのは悔しいけど、勝てるゴルフをしていた。勝てるチャンスに勝つというのはすごいこと」と祝福の言葉を述べ、ジュニアのころから一緒にプレーしてきた仲間の優勝を喜んだ。

【最終順位】
優勝:松山英樹※(-13)
2位:谷口徹(-11)
3位T:小田孔明(-10)
3位T:谷昭範(-10)
3位T:鈴木亨(-10)
3位T:チャール・シュワーツェル(-10)
3位T:ベ・サンムン(-10)
8位T:山下和宏(-9)
8位T:石川遼(-9)

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